人工知能の思考

「人工知能が思考するようになるには」
と題して考察する。

自我うんぬんはさておき、コンピュータは思考するようになる為に何が必要かを考えてみたい。

人間や動物は感情を持っている。自分の置かれた環境にも絶えず反応している。意識的にとを問わず。コンピュータは外部の世界とインタラクションするI/Oのセンサがまだまだ少ない。

近年IoTが普及しつつある中、コンピュータとその外界を繋げるセンサーやアクチュエータ、等など、その部分を強化したほうが良いと思う。

その内、ドローンに各自がエージェント型の人工知能を搭載して、世界を探検したり、VRゴーグルを使ってロボットをコントロールする世界になっていくのだろう。

ただ条件反射的に思考や行動をするのでは無くて、哲学的な概念、恐らく、恐れの一種までプログラミングすると、ロボットやコンピュータは思考する事へのもう一つのステップを登れるのではないだろか。

IoTのモジュールで感情モジュールとかがソフトウェア的なモジュールやそれを搭載したハードウェアモジュールとして販売されたら面白いだろう。

量子コンピュータを使い、同時に様々な感情のシミュレーションを行って、感情がどのような影響をその後のイベントに影響を及ぼすかしてみても良いだろう。

思考回路的にはマーヴィン・ミンスキー氏の心の社会的なアプローチも良いだろうし、GPGPUを使い、メタバース上での3Dまたは4D以上の空間の感情と思考のシミュレーションを行うのも面白そうだ。

ひも理論など物理空間の先端理論を取り入れたアルゴリズ厶も良いかもしれない。

今夜はこの位にするが、コンピュータが自ら思考するには、シミュレーションされた世界で感情のシミュレーションをする事が一つの鍵であろう。


Comments

Popular Posts